バレーボール・大同生命SVリーグ(18日、東京有明コロシアムほか)男女計12試合が行われ、男子で東京GBが日鉄堺を3-1で下し、16勝9敗で4位に浮上した。試合の合間中には、12日まで行われた「ジャパネット杯春の高校バレー」第77回全日本バ…

バレーボール・大同生命SVリーグ(18日、東京有明コロシアムほか)男女計12試合が行われ、男子で東京GBが日鉄堺を3-1で下し、16勝9敗で4位に浮上した。試合の合間中には、12日まで行われた「ジャパネット杯春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高校選手権で優勝した男子・駿台学園、女子・共栄学園(ともに東京)の選手がコートに登場して「春高優勝セレモニー」を実施。ファンから温かい拍手が送られた。

高校日本一の選手たちがプロの舞台に立った。男女優勝校がともに東京勢だったことから、東京GBの主催ゲームで「春高優勝セレモニー」が実現した。

「おかげさまで優勝できました。チーム最年少としてフレッシュなプレーをお見せしたいと思います。ブロックとスパイクでチームに貢献できるよう頑張ります」

男子MVPの駿台学園のエース川野琢磨(3年)は東京GBへの入団が発表済み。試合前には新入団選手のお披露目でユニホーム姿も披露し、ファンにアピールした。

試合中に行われた春高優勝セレモニーには、駿台学園が川野、共栄学園は女子MVPの秋本美空(3年)を先頭に登場。MVP2人に関する質問に、仲間が○×の札で答えるコーナーでは、「春高期間中にかっこいいと思った」という質問に両校全員が○。ところが秋本に関しては「苦手なことがある」で全員が○、「プライベートでもかっこいい」には全員が×。「かっこいいより、かわいい寄り」と、チームメートがエースの素顔の一端を明かした。

秋本はSVリーグ・姫路への入団決定。2028年ロサンゼルス五輪の星たちは、新たなステージへと羽ばたく。(只木信昭)