東京体育館(東京都渋谷区)で11日にあったバレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)女子準決勝で、金蘭会(大阪)は下北沢成徳(東京)にセットカウント2―3で敗れ、6年ぶりの決勝進出はならなかった。 昨年7月の全国高校総体では勝っている下…
東京体育館(東京都渋谷区)で11日にあったバレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)女子準決勝で、金蘭会(大阪)は下北沢成徳(東京)にセットカウント2―3で敗れ、6年ぶりの決勝進出はならなかった。
昨年7月の全国高校総体では勝っている下北沢成徳に対し、金蘭会は第2、第3セットを連取してリードした。しかし、相手の強打を止めきれず、続く2セットを奪われて逆転を許した。
全国高校総体に続く2冠を逃し、選手たちは肩を落としたが、西村美波主将(3年)に涙はなかった。「勝てなかったのは悔しいが、みんなと一緒に今までで一番楽しい試合ができた。高校では負けることも多かったが、負けから学ぶものが本当は多いことを知った3年間だった」と前向きに語った。(渋谷正章)