バレーボールSVリーグ女子のSAGA久光スプリングスが4、5日、新年最初の試合を佐賀県鳥栖市のサロンパスアリーナで行った。一昨年5月にオープンした練習拠点で初めての公式戦は、2日とも満員(約1300人)のファンの後押しもあり、チームは連勝…
バレーボールSVリーグ女子のSAGA久光スプリングスが4、5日、新年最初の試合を佐賀県鳥栖市のサロンパスアリーナで行った。一昨年5月にオープンした練習拠点で初めての公式戦は、2日とも満員(約1300人)のファンの後押しもあり、チームは連勝を6に伸ばした。
2日続けてPFUブルーキャッツ石川かほくに3―0でストレート勝ちした。パリ五輪日本代表で9月に24歳になる年女のミドルブロッカー荒木彩花選手が4日は新年初得点を挙げ、5日もマッチポイントのスパイクを決め試合を締めた。酒井新悟監督は「たくさんの方の前で連勝できてうれしい。拠点を見てもらえるいい機会で、SAGAアリーナ(佐賀市)とは違う距離感で楽しんでもらえたと思う」と振り返った。
新リーグになり試合数が増え、レギュラーシーズン44試合のうち半分を終え、14勝8敗で暫定6位につける。途中出場のセッター万代真奈美選手(26)は「長いリーグを戦っていく中、先発選手だけではなく、チーム力で勝つことが重要になってくる」と後半戦を見据えていた。(森田博志)