国内男子ツアーの日本タイトルをかけた大会は5月の「日本プロ」から4試合行われる。ディフェンディングチャンピオンとともに会場を紹介。「日本シリーズJTカップ」で3年間、その他3大会では5年間の複数年シードが優勝者に付与される。三甲GC谷汲C…
国内男子ツアーの日本タイトルをかけた大会は5月の「日本プロ」から4試合行われる。ディフェンディングチャンピオンとともに会場を紹介。「日本シリーズJTカップ」で3年間、その他3大会では5年間の複数年シードが優勝者に付与される。
三甲GC谷汲C(岐阜)
日本プロ(5月22日開幕) 杉浦悠太
杉浦悠太がプロ初優勝を飾った前年大会の富士カントリー可児C志野Cに続き、岐阜県でプロゴルファー日本一決定戦が行われる。前回当地で開催された2006年は近藤智弘が友利勝良とのプレーオフを制した。過去には日本プロゴルフ協会の資格認定プロテスト合格者による「日本プロゴルフ新人選手権」を実施した。
宍戸ヒルズCC 西C(茨城)
BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ(6月5日開幕) 岩田寛
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の主催大会は2003年から現在の宍戸ヒルズCCで開催。昨年は岩田寛が石川遼とのプレーオフを制して最年長優勝記録(43歳130日)を樹立した。アップダウンのある18ホールは例年、終盤17番が最難関ホール。481ydのパー4は池越えの2打目を成功させるためティショットの精度が問われる。
日光CC(栃木)
日本オープン(10月16日開幕) 今平周吾
深堀圭一郎が逆転優勝を飾った2003年大会以来、22年ぶりにナショナルオープンを開催。井上誠一の設計で1955年に開場し70年目を迎える。赤松が連なるフラットな18ホール。2021年にホストした「日本プロ」は、現在米ツアーでプレーするキム・ソンヒョン(韓国)が通算13アンダーで優勝した。
東京よみうりCC(東京)
ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月4日開幕) ショーン・ノリス
昨年は大会を3位で終えた金谷拓実が、平田憲聖を逆転して賞金王に輝いたシーズン最終戦。その年の国内ツアー優勝者をはじめとする上位選手30人が予選落ちのない4日間大会を戦う。最終18番(パー3)、強烈な傾斜を持つグリーンが難所として有名で、繊細なタッチが求められる。12月の厳しい寒さも手強い。