うどん店を補給所として香川県中讃地区8市町の100キロを2日間で走り抜ける「ウルトラうどんマラニック(UUM)中讃スペシャル」が来年4月5、6日に開かれる。 大会の名称は、フルマラソン(42.195キロ)を超える距離を走るウルトラマラソン…

 うどん店を補給所として香川県中讃地区8市町の100キロを2日間で走り抜ける「ウルトラうどんマラニック(UUM)中讃スペシャル」が来年4月5、6日に開かれる。

 大会の名称は、フルマラソン(42.195キロ)を超える距離を走るウルトラマラソンとマラニック(マラソンとピクニックを合わせた造語)に由来する。

 UUMはタイムを競うのではなく、観光がメイン。2019年から主に高松市で開かれてきた。参加者の8割は県外の人で、参加申し込み開始直後に定員に達することがあるほどの人気という。

 中讃での開催は2年ぶり2回目で、前回よりも観光色を強めた。両日ともスタートとゴールは丸亀市の丸亀城。1日目は宇多津町、坂出市、綾川町を経由する東回り。2日目は多度津町、善通寺市、琴平町、まんのう町を経由する西回り。コースからは各地の桜並木や瀬戸大橋、善通寺、金刀比羅宮の参道、満濃池などの観光名所を眺めることができる。

 両日とも4店ずつのうどん店が補給所に指定され、ランナーは各店で1杯ずつ味わうことができる。

 定員と参加費はフルコース(100キロ)が120人、1万7千円。ハーフコース(50キロ)が両日とも30人ずつ、1万2千円。

 参加申し込みは1月11日午後8時から専用サイト(https://moshicom.com/117403/)、問い合わせはメール(info@runningdrunkers.com)で。

 8市町の自治体や商工会議所などからなる「さぬき瀬戸大橋広域観光協議会」(会長=有福哲二・坂出市長)と実行委員会が主催する。(増田洋一)