全国高校駅伝競走大会が22日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都を発着点に開催された。女子(5区間、計21・0975㌔)は立命館宇治が4位に入賞。男子(7区間、42・195㌔)は洛南が9位に入った。 女子・立命館宇治は第1回大会から36…
全国高校駅伝競走大会が22日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都を発着点に開催された。女子(5区間、計21・0975㌔)は立命館宇治が4位に入賞。男子(7区間、42・195㌔)は洛南が9位に入った。
女子・立命館宇治は第1回大会から36年連続の出場で、ゴールタイムは1時間8分32秒だった。1区の佐藤ゆあ主将(3年)が区間2位の好スタートを切った。一時は13位まで下がったものの徐々に順位を上げ、最終区の5区では大西桃花選手(3年)が区間賞の力走を見せて4位に入賞した。
大西選手は夏に左足首を故障し、走れない時期が続いたが、復帰が間に合った。レース後の取材に「出場できたのはメンバーが支えてくれたおかげ。恩返しができた」と話した。佐藤主将は「1時間10分を切ることが目標だった。一つでも上の順位でゴールできてよかった」と話した。
男子・洛南は10年連続31回目の出場。タイムは2時間4分59秒だった。1区から20位台後半と出遅れたが、4区で三宅悠斗選手(3年)、7区で加嶋翼選手(3年)が区間2位に入るなどして順位を押し上げた。あと1秒で入賞は逃したが、奥村隆太郎監督は「最後まであきらめずにレースをしてくれた」とねぎらった。(武井風花)