来シーズンからJ1で戦うファジアーノ岡山のホームスタジアム、岡山県総合グラウンド陸上競技場(岡山市北区)の愛称が来年2月から「JFE晴れの国スタジアム」になる。ネーミングライツ(命名権)を獲得したJFEスチール(本社・東京)と県が18日、…

 来シーズンからJ1で戦うファジアーノ岡山のホームスタジアム、岡山県総合グラウンド陸上競技場(岡山市北区)の愛称が来年2月から「JFE晴れの国スタジアム」になる。ネーミングライツ(命名権)を獲得したJFEスチール(本社・東京)と県が18日、県庁で基本協定を締結した。

 現在の愛称「シティライトスタジアム」は来年1月末まで。新たなネーミングライツは同社が年間3千万円(税抜き)で獲得した。期間は2030年7月末までの5年6カ月。

 この日の締結式で、伊原木隆太知事は「県の産業にJFEグループは外せない。ネーミングライツを獲得し、これからも県にコミットしていくと示して頂いた。ファジアーノがプレーする度に全国にスタジアム名が取り上げられることになり、うれしく思う」と感謝を述べた。

 JFEスチールの堀沢輝雄・西日本製鉄所倉敷地区所長は「地域に貢献し、愛される製鉄所になりたいと活動しており、ネーミングライツはその一つ。スタジアム名は社員と楽しく考えた。早く覚えて頂きたい」と話した。(上山崎雅泰)