22日に京都市で開かれる全国高校駅伝の男子には、長野日大が9年ぶりに出場する。県予選では「絶対王者」の佐久長聖に敗れたが、北信越大会を勝ち抜いた。 全国高校駅伝は今年から出場枠が拡大。都道府県代表の47枠に、これまで5年ごとの記念大会で設…

 22日に京都市で開かれる全国高校駅伝の男子には、長野日大が9年ぶりに出場する。県予選では「絶対王者」の佐久長聖に敗れたが、北信越大会を勝ち抜いた。

 全国高校駅伝は今年から出場枠が拡大。都道府県代表の47枠に、これまで5年ごとの記念大会で設けられていた地区大会代表の11枠が常設として加わり、計58校が争う形に変わった。

 長野日大の2、3年の選手たちは昨年、大会を現地で見た。清水一真主将(3年)は「佐久長聖の優勝を見て、刺激をもらった」。

 同じ舞台に立つため、練習に励んだ。県予選は佐久長聖に次ぐ2位。先月17日に大町市で開かれた北信越大会では3位に入り、各県代表を除いて最上位となり、全国への切符をつかんだ。

 過去2回の出場でタイムは2時間8分37秒、順位は37位が最高。1、2年生中心のチームで臨む今回、そのタイムと順位の更新を目指す。

 山を走る「スカイランニング」で国際大会出場歴がある岸本莞爾選手(2年)は「ワクワクしている。自分の走りで、精いっぱいぶつかってきたい」と話している。(菅沼遼)