スペイン1部マジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨のパワーアップした強烈な弾丸シュートにファンが目を丸くしている。 長く過ごしたドイツを離れ、今夏にスペインに渡った浅野は、新たな環境にもすぐに馴染み、プレシーズンマッチで評価を高…
スペイン1部マジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨のパワーアップした強烈な弾丸シュートにファンが目を丸くしている。
長く過ごしたドイツを離れ、今夏にスペインに渡った浅野は、新たな環境にもすぐに馴染み、プレシーズンマッチで評価を高めて開幕から6試合連続出場(スタメン4試合)。ゴールこそなかったが、4−3−3の右ウイングとして攻守に幅広く献身的に動き回り、チーム戦術の中でも欠かせない存在となっていた。
しかし、右太もも裏の負傷で第6節以降はメンバー外が続き、練習でも別メニューの日々が続いた。ようやく、12月3日のリーグ第19節のバルセロナ戦で自身10試合ぶり、約2か月半ぶりのベンチ入り。1−4で敗れた中で浅野の出番はなかったが、復活へ向けて準備は整ったようで、第20節セルタ戦へ向けたチーム練習にも元気に参加している。
その風景をクラブ公式SNSが公開した。脚光を浴びたのが、ペナルティアーク内でのトラップからシュートを放つ“イングランド式シュート練習”のシーン。そこで短パン&ノースリーブ姿の浅野は、見事なファーストタッチから右足を振り抜き、“ズドン”という低い破裂音とともに強烈な弾丸シュートを放ち、ゴールネットに突き刺している。
■「浅野、本当にゴツくなった。」
この浅野の弾丸シュートの映像をクラブ公式エックス(旧ツイッター)が公開されると、次のようなコメントが寄せられた。
「はやい!!」
「すんごっ!ボールがビューンって伸びてる!」
「ゴツクなったおかげでキック力更に上がった??復帰戦楽しみだな〜」
「きゃー!!たく♡」
「浅野、本当にゴツくなった。」
離脱していた約2か月半の間、浅野は筋力アップに成功したような肉体美も公開しており、ファンは「パワーアップ」に期待を寄せている。ジャゴバ・アラサテ新監督に率いられたチームは現在、16試合を終えて勝点24(7勝3分け6敗)。他チームと比較して消化試合数が多い影響はあるが、6位に付けている。その中で浅野の復帰は間違いなく追い風になる。次節、現地12月6日のセルタ戦での弾丸シュートでの移籍後初ゴールへの期待が高まっている。