【MLB】ドジャース 7-6 レッドソックス(7月20日・日本時間21日/ロサンゼルス) 【映像】大谷、181キロ超高速ヒット  ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でレッドソックス戦に出場。レッドソックスの吉田正尚外野手がベンチスター…

【MLB】ドジャース 7-6 レッドソックス(7月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)

【映像】大谷、181キロ超高速ヒット

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でレッドソックス戦に出場。レッドソックスの吉田正尚外野手がベンチスタートとなった試合で、4打数1安打。MLB通算800試合目となったこの日、6回裏の第3打席でツーベースを放って通算800安打に到達。

 大谷は前半戦を終えて94試合に出場して370打数、117安打、29本塁打、69打点、75得点、23盗塁、出塁率.400、長打率.635、OPS1.036の好成績をマーク。本塁打、得点、長打率、OPSの打撃4部門でリーグトップに立つなど、MLB挑戦7年目の今季も好成績を収めている。

 16日(日本時間17日)に行われたオールスターゲームにも、ナ・リーグの指名打者(DH)部門で4年連続4度目の出場を果たした。当日は、「2番・DH」で起用されると、第2打席で豪快な3ランを記録。自身初の球宴アーチでファンを沸かせ、2打数、1安打、1四球、3打点の活躍でスター選手の貫禄を見せつけた。

 初回の第1打席、レッドソックスの先発ブライアン・ベヨの初球、96.3マイル(154.9キロ)のシンカーを見送って1ストライクとなり、続く2球目、86.8マイル(139.6キロ)のスライダーを引っ掛けてファーストゴロに終わった。

 続く第2打席は3回裏、1死ランナーなしの場面で迎えると、カウント1-1からの3球目、88.5マイル(142.4キロ)のチェンジアップに手を出す。これは三塁へのファールフライとなった。

 第3打席は6回裏、先頭打者で打席に立つと、カウント2-1からの4球目、87.9マイル(141.4キロ)のスライダーをハードヒット。打球速度112.7マイル(181.3キロ)の超高速の打球は左中間を破るツーベースに。この日、3度目の対戦となるベヨが得意とするスライダーを狙い打ちしてチャンスメイクすると、後続のヒットで生還し、2-2の同点に追いつくホームを踏んだ。

 第4打席は7回裏、レッドソックスの2番手キャム・ブーザーと対戦。変化球でカウント1-2として迎えた4球目、95.6マイル(153.8キロ)のストレートに手を出し、サードへのファールフライに終わった。

 第5打席は9回裏、キケ・ヘルナンデスの同点弾が飛び出し、クリス・テーラーがツーベースを放った場面、1死二塁で迎えた。しかし、レッドソックスは大谷に対して申告敬遠を選択することになった。

 その後、試合はタイブレークに突入。10回に両者2点を奪って11回に入ると、後攻のドジャースがサヨナラのチャンスをつくり出す。大谷は、1死一、三塁の場面でこの日の第6打席を迎えたが、レッドソックスはまたも申告敬遠。大谷は9回に続き2回ともサヨナラのチャンスで対戦を避けられたが、後続のスミスがヒットを放ち、チームは劇的な勝利を収めた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)