2024年7月15日 松戸競輪場令和6年能登半島地震復興支援競輪ガールズケイリンフェスティバル2024(最終日)今年で最後となるガールズケイリンフェスティバルは、初日から先行逃げ切りが2レースあるなど、果敢に攻めの競走をした選手がシリーズを…

2024年7月15日 松戸競輪場
令和6年能登半島地震復興支援競輪
ガールズケイリンフェスティバル2024(最終日)

今年で最後となるガールズケイリンフェスティバルは、初日から先行逃げ切りが2レースあるなど、果敢に攻めの競走をした選手がシリーズをリード。開催直前に33バンクで出稽古をした尾方真生や、坂口楓華がともに自力戦で見せ場を作った。フェスティバル初制覇に挑む女王・児玉碧衣は、末脚を欠くものの底力を発揮して決勝に進出。また、パールカップでも好調をアピールした當銘直美も快進撃を見せ、ガールズグランプリ優勝経験をもつ小林優香も好走。3年連続フェスティバル優出の山原さくらやビッグ初優出を果たした中野咲の7選手が名を連ねた。

注目の決勝は、前受けから尾方真生が後続の仕掛けを突っ張り、レースの主導権を握ると、そのまま押し切り1着でゴール。最後のガールズケイリンフェスティバルでビッグレース初優勝を手にした。

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前検日 初日 2日目

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【最終日・11R=ガールズケイリンフェスティバル決勝】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/山原さくら(L1・高知104期)
3/中野咲(L1・愛知110期)
4/坂口楓華(L1・愛知112期)
5/當銘直美(L1・愛知114期)
6/尾方真生(L1・福岡118期)
7/小林優香(L1・福岡106期)

【レース展開】



誘導以下、6尾方、5當銘、4坂口、7小林、2山原、1児玉、3中野で周回。 隊列そのままで打鐘を迎え、打鐘後に5番手から山原がスパートするが、前で尾方も踏んで先行態勢に入り、山原の仕掛けは不発に。最終2コーナー過ぎから3番手の坂口が捲りを打ち、2番手の當銘も合わせるように前に踏むが、快速を飛ばす尾方も先頭を譲らない。尾方はそのまま後続を振り切って優勝。内コースから進出した小林が2着、3着に當銘が入線した。

【ガールズケイリンフェスティバル=決勝結果】
2車単6-7 6,240円(28番人気)
3連単6-7-5 33,280円(121番人気)
決まり手:逃げ-差し



優勝/尾方真生(L1・福岡118期)
今回成績/予1・2予・決1
次走出場予定/武雄F2(7月22日~24日)

5年間長かったのですが、自分の走りで優勝できて良かったです。(打鐘で)山原(さくら)さんの影が見えたので踏んで、自分のペースに入れて最後踏み直すことができました。
直前で、33バンクで練習した成果もあったと思います。いつか、大きなレースで逃げ切りで優勝できたらいいなと思っていたので、その通りになって、自分らしい勝ち方だと思いました。大きなレースで、先行は厳しくなってきているのですが、今回は33バンクだし、しっかり逃げられて良かったです。G1では、あまり決勝に乗れていないので、(11月の競輪祭女子王座戦で)決勝に乗れるように頑張りたいです。