大谷が「ESPY賞」の「MLBベストプレーヤー」に4年連続で受賞した(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平…

大谷が「ESPY賞」の「MLBベストプレーヤー」に4年連続で受賞した(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月10日(日本時間11日)、スポーツ界のグラミー賞やアカデミー賞と称される「ESPY賞」の「MLBベストプレーヤー」に4年連続で受賞した。
【動画】史上初の4年連続受賞!大谷翔平がスポーツ界のグラミー賞「ESPY賞」受賞
この賞は米スポーツ専門局『ESPN』が表彰する賞で、4度の受賞は元ジャイアンツのバリー・ボンズ、元エンゼルスのアルバート・プホルス(元エンゼルス)に並んで最多タイ。昨季の成績が対象となっており、ブレーブスのロナルド・アクーニャ、ヤンキースのゲリット・コール、レンジャーズのコーリー・シーガーの4人が候補に挙がっていたが、大谷が史上初の4年連続での受賞となった。
大谷はこの日、敵地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打1打点で3試合ぶりのマルチ安打を放ったが、チームは3-4で敗れた。同局は試合中に大谷の同賞の受賞を発表し、Xでもそのシーンの映像を添えて投稿している。
試合では初回の第1打席にフィリーズの左腕、クリストフェル・サンチェスの初球を打って右前打して4試合連続安打をマーク。その後は二盗も決めて今季22個目の盗塁を成功させ、自身初の4試合連続盗塁を記録している。
1-2で迎えた5回一死一・三塁の第3打席では中堅へ同点の適時打を放って3試合ぶりとなるマルチ安打をマークしたが、チームはその後2点を勝ち越され、2-4で迎えた7回一死一・三塁の第4打席では左腕のマット・ストラームの前に空振り三振に仕留められている。
大谷は、11日(同12日)に発表が予定されている「男性最優秀アスリート」にもノミネートされており、この最も権威がある賞と2部門で同時受賞となるか、期待が高まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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