「第99回全国高校野球選手権大会」大会13日目の試合ごとに注目選手と見どころを、おなじみのアマチュア野球ウオッチャー西尾さんが解説!注目選手のプレーを見逃すな!

いよいよあと2日!決勝進出を掴むのはどこだ!?大会第13日

天理(奈良)vs 広陵(広島)
花咲徳栄(埼玉)vs 東海大菅生(西東京)

天理(奈良)vs 広陵(広島)

前評判はそれほど高くなかった天理だが、甲子園でどんどん力をつけているように見える。6番以降の下位打線で半分以上の得点を挙げているのがそれを象徴していると言えるだろう。3回戦からもうひとつ当たりの出ていない主砲の神野太樹の復調にも期待したい。

広陵は中村奨成はもちろんだが、背番号が二桁の選手の活躍も見逃せない。投手では背番号10の山本雅也が抜群の安定感を見せており、攻撃陣も背番号13の佐藤勇治、14の村上嘉一、15の丸山壮史が3安打ずつを記録し、佐藤はチーム2位タイの4打点をマークしている。選手層の厚さでは広陵に分があるだけに、天理は碓井涼太、坂根佑真の技巧派二人が何とか最少失点に食い止めたいところだ。

広陵の中村奨成(左)と平元銀次郎(右)のバッテリー花咲徳栄(埼玉)vs 東海大菅生(西東京)

両チームとも今大会いまだにリードを許したことがなく、順調な戦いぶりを見せている。花咲徳栄は埼玉大会ではノーアーチだった4番の野村佑希に当たりが出てきた。後ろを打つ須永光、高井悠太郎、小川恩も好調で、ビッグイニングを作れるのは大きな強み。綱脇慧、清水達也と繋ぐ必勝リレーもしっかり機能している。

一方の東海大菅生も打線は強力だが、それ以上にエースの松本健吾と背番号11の戸田懐生の投手二人に安定感があるのが心強い。ともに縦の変化球のキレが抜群で、低めに集めてここぞの場面で三振をとることができる。日大三、早稲田実をしっかり抑えてきたことが大きな自信になっているようだ。打線の迫力も花咲徳栄と遜色ない。投手、野手とも力のある選手が多く、ハイレベルな接戦が期待できるだろう。

花咲徳栄の中軸野村佑希(左)と西川愛也(右)小玉佳吾内野手(左)と田中幹也内野手(右)

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