昨年のサウジアラビアRC2着馬で、阪神JFを外傷で回避したボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)は再来週あたりに帰厩。4月6日に中山競馬場で行われるニュージーランドT(3歳牡牝・GII・芝1600m)で復帰を予定している。  同馬は父…

 昨年のサウジアラビアRC2着馬で、阪神JFを外傷で回避したボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)は再来週あたりに帰厩。4月6日に中山競馬場で行われるニュージーランドT(3歳牡牝・GII・芝1600m)で復帰を予定している。

 同馬は父ダイワメジャー、母コーステッド、母の父Tizwayの血統。22年の共同通信杯覇者で、23年のドバイターフ(首G1)で2着に入ったダノンベルーガが半兄にあたる。本馬は22年のセレクトセールにて、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏により2億1000万円で落札された。

 23年6月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー。3番手から上がり最速33.0の抜群の決め手を発揮し、初陣で早くも白星を挙げた。2戦目にはサウジアラビアRCで重賞初挑戦。出遅れもあったが、道中7、6番手から鋭く追い込み2着に健闘した。その後は阪神JFを目指す過程で外傷を負い、桜花賞かニュージーランドTに直行すると報じられていた。通算成績は2戦1勝。