「第99回全国高校野球選手権大会」大会1回戦(一部2回戦含む)の試合ごとに注目選手と見どころを、おなじみのアマチュア野球ウオッチャー西尾さんが解説!翌日の試合の予習をして注目選手のプレーを見逃すな!

昨年準優勝の北海が第三試合に登場。神戸国際大付のバッテリーに注目!大会第5日

滝川西(北北海道)vs仙台育英(宮城)
日本文理(新潟)vs鳴門渦潮(徳島)
北海(南北海道)vs神戸国際大付(兵庫)

滝川西(北北海道)vs仙台育英(宮城)

春夏連続の出場で、昨秋と今春の東北大会も制している仙台育英は試合巧者ぶりが目立つ。エースの長谷川拓帆はたくましい体格からの重い速球が武器で、センバツ以降安定感が増した。佐川光明、西巻賢二の二人も控え、投手陣の層は厚い。佐川と西巻は攻撃でも中心。レギュラー全員が犠打を記録しており、少ないチャンスを確実に点に繋げる。

滝川西はエースの鈴木愛斗の制球力の高さが光る。チーム打率は高くないが北北海道大会では効果的に長打が出ていただけに、少ないチャンスを生かしたい。

日本文理(新潟)vs鳴門渦潮(徳島)

日本文理は豊富な投手陣が最大の武器。スライダーが武器のエース稲垣豪人、大型右腕の西村勇輝、入学当初から大器と評判の2年生鈴木裕太の三人はいずれも140キロ以上のスピードを誇る。攻撃は小柄ながら抜群のミート力で高い出塁率を誇る飯田涼太とパンチ力が光る川村啓真が中心で、繋がりのある打線は健在だ。

鳴門渦潮は150キロ右腕の森井絃斗(板野)を打ち崩した打線が持ち味。4試合で放った30安打の半分の15本が長打で、野口智哉、笹田貴義の中軸二人は特に力がある。チーム力に差はなく、接戦が予想される。

北海(南北海道)vs神戸国際大付(兵庫)

神戸国際大付属は兵庫大会7試合で3失点。その中心がエースの岡野佑大だ。センバツでは登板機会がなかったが、それ以降急成長。140キロ前後のストレートと鋭く変化するスライダーを低めに集めるピッチングは安定感抜群で、走者を出しても落ち着きがある。4番に座る捕手の猪田和希も強肩強打が持ち味で、兵庫大会では4本塁打を放った。

昨夏の甲子園準優勝の北海は川村友斗、佐藤大雅の甲子園経験者二人を中心とした打力が武器のチーム。投手陣は不安定なだけに、是が非でも先制点を奪って主導権を握りたい。

▼岡野佑大投手(神戸国際大付)

猪田和希捕手(神戸国際大付)

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