「世界水泳ドーハ2024」3日目が2月4日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)アクロバティックルーティン決勝では、予選2位通過のウクライナが243.3167点で2位、銀メダルを獲得した。「笑顔の時間」をテーマに、チームの8選手が…

 「世界水泳ドーハ2024」3日目が2月4日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)アクロバティックルーティン決勝では、予選2位通過のウクライナが243.3167点で2位、銀メダルを獲得した。「笑顔の時間」をテーマに、チームの8選手が常に笑顔で演技をし続けたが、観客の心をグッと惹きつけたのは、冒頭に見せた豪快なリフトだった。

【映像】とてつもない高さまで飛んでいくウクライナのリフト

 ロシアによる軍事侵攻から約2年が経過する中、「笑顔の時間」をテーマに入場してきたウクライナチーム。選手8人がポーズを決めてからプールに飛び込むと、いきなり見せ場が待っていた。各選手が体勢を整えて、1人の選手を一気に上空に放り出すような豪快なリフト技。飛んでいった選手は空中で2回転し、足から入水するという超大技だ。

 これには解説者からも「高いですね!ずば抜けた高さがあります。このエアボーンの高さは驚異的」と仰天の声。各チームから豪快な技が次々と披露される中でも、一際目立つ高さと姿勢の美しさに、会場中から喝采が起こっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)