21歳日本人の鮮烈デビュー弾が話題沸騰だ。 現地時間1月13日、オランダ1部エールディヴィジ第17節が行われ、スパルタ…
21歳日本人の鮮烈デビュー弾が話題沸騰だ。
現地時間1月13日、オランダ1部エールディヴィジ第17節が行われ、スパルタ・ロッテルダムがフォルトゥナ・シタールトに2-0で勝利した。その中で新天地デビューを飾ったサッカーU-22日本代表MF三戸舜介が先制ゴールを奪った。
昨年12月J1アルビレックス新潟からスパルタ・ロッテルダムへ完全移籍した三戸は、年末の29日に日本を発ち、チームに合流した。そしてウインターブレイク明けの初戦、敵地での一戦に4-3-3の右ウイングとしてスタメン出場。背番号7、紫のユニフォームを着てピッチに駆け出すと、0-0で迎えた前半33分に見せ場が訪れた。
中盤での競り合いの中で味方がボールキープに成功し、中盤から前線に縦パスが入ると、三戸がDFラインを相手に鋭い動き出しでゴールに向かう。MFジョナサン・デ・グズマンからのパスがやや長くなったかに思われたが、自慢の俊足を飛ばして相手DFに走り勝つと、そのまま右足を振り抜いて鋭いシュートをゴール右隅に突き刺した。
ゴール後、飛び上がってガッツポーズを見せた三戸は、すぐに駆け寄ってきたチームメイトからの祝福を受けて揉みくしゃにされる。歓喜の輪の中でひと際小さな身長164cmの日本人は、ようやく姿を見せて笑顔を披露。スタンドには日の丸の国旗も踊った。
■「三戸ちゃんうもれてて姿が見えない」
この三戸のスピード感溢れる鮮烈なデビュー弾に、SNS上では以下のようなコメントが寄せられた。
「三戸舜介と言えば電光石火」
「もう何回リピートしたかわからん三戸ちゃんすご過ぎるよ!おめでとう!!!」
「早速やりおった。持ってるわ。実況の人もメッシって言うリズムでミトって言ってたな。」
「三戸ちゃんゴールした後、チームメイトに囲まれてるの見てほっこりした。ただ三戸ちゃんうもれてて姿が見えない」
「良いデビュー飾れたことと、日本の旗掲げてくれるサポーターがいたことが本当に嬉しい」
2002年9月28日生まれの三戸は、JFAアカデミー福島から2021年にアルビレックス新潟へ加入し、3シーズンで公式戦通算86試合に出場して13得点7アシストを記録。2023年シーズンのベストヤングプレーヤー賞にも選ばれた。その勢いのまま挑戦した自身初の海外リーグで、いきなり強烈なインパクトを残した。
これでスパルタ・ロッテルダムは暫定ながら6位(7勝4分け6敗)。次節はホームでゴー・アヘッド・イーグルスと対戦する。鮮烈なデビュー弾を決めた三戸の本拠地デビューに注目だ。