男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は24日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク246位の清水悠太が同296位のC・ウォン(…

男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は24日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク246位の清水悠太が同296位のC・ウォン(香港)との約3時間の激闘を7-6 (9-7), 6-7 (1-7), 7-6 (7-4)のフルセットで制し、チャレンジャー大会で今季4度目のベスト4進出を果たした。
>>綿貫 陽介、清水 悠太、内山 靖崇ら横浜慶應CH組合せ<<
24歳の清水は今大会、1回戦で世界ランク240位のユング・ジェイソン(台湾)、2回戦で第7シードのM・ポルマンズ(オーストラリア)を下し8強入りを決めた。
この日の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪いタイブレークに突入。熱戦となるも7-7の場面、最後はウォンのボールがアウトとなり清水が4度目のミニブレークに成功。直後のポイントでは鋭いサーブから2球目をしっかり決めて4本目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、第9・第11ゲームでブレークに成功した清水は2度のサービング・フォー・ザ・マッチをキープできず再びタイブレークにもつれ込む。清水は1ポイント目からミニブレークに成功したもののウォンに一気に7ポイントを連取され1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークを許した清水。その後、第9ゲームでは2本のマッチポイントとなるブレークポイントを凌ぐと第10ゲームでは1本のマッチポイントを凌ぎブレークバックに成功。またしてもタイブレークにもつれ込むと3度のミニブレークに成功した清水が2本目のマッチポイントをものにし、2時間52分の激闘を制した。
清水は今季、3度のチャレンジャー大会で4強入り。2月のキャタピラー・バーニー国際(オーストラリア/バーニー、チャレンジャー)、3月のプエルト マヒコ・オープン(プエルトバジャルタ/メキシコ、ハード、ATPチャレンジャー)、7月のシカゴ・チャレンジャー(アメリカ/シカゴ、ハード、ATPチャレンジャー)で準決勝まで駒を進めている。
勝利した清水は準決勝で予選を勝ち上がった世界ランク297位の内山靖崇と対戦する。内山は準々決勝で同247位のリー・トゥ(オーストラリア)を7-6 (7-1), 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
なお、同日には第1シードの綿貫陽介も4強に駒を進めており、日本人3選手がベスト4に進出した。