現地時間10月28日、ベルギーリーグ第12節が行われ、サッカー元日本代表MF三竿健斗が所属するルーヴェンがアンデルレヒ…

 現地時間10月28日、ベルギーリーグ第12節が行われ、サッカー元日本代表MF三竿健斗が所属するルーヴェンがアンデルレヒトと対戦。1−5で敗れた中、三竿は豪快なミドル弾で移籍後初ゴールを奪っている。

 勝点12(3勝3分け6敗)で16チーム中12位のルーヴェンが、勝点21の2位アンデルレヒトのホームに乗り込んだ一戦。中盤の一角としてスタメン出場した三竿が開始早々、格上の相手のゴールを力強くこじ開けた。

 前半6分だった。カウンター攻撃から左サイドを突破した味方FWが中央へ送ったクロスが逆サイドまで流れる。そこにフォローに入った三笘が、中央でマイナスのパスを受けた。ペナルティエリア外でゴールまでは20m以上の距離が離れていたが、背番号17に迷いはなかった。足元に収めた直後に右足で左前にボールを運ぶと、プレスに来たDFよりも一瞬早く、左足を思い切り良く振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。

 レジェンドGKピーター・シュマイケルの息子で“ミラクル・レスター”の守護神だったデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルから奪った得点。今夏にルーヴェンに加入した三竿にとって、これがリーグ戦出場6試合目の出場で決めた移籍後初ゴールとなった。

■「シュマイケルからミドル決めるの凄すぎ!」

 この三竿の豪快ミドル弾での移籍後初ゴールを、三竿も自身の公式エックス(旧ツイッター)でロケットマークとともに公開。SNS上では以下のようなコメントが寄せられた。

「えぐー!!ベリンガムやん!!」
「超ゴラッソ!!」
「これ絶対気持ちいやつ〜」
「シュマイケルからミドル決めるの凄すぎ!」
「日本代表呼ばれて欲しいな」

 現在27歳の三竿は、東京ヴェルディの下部組織出身で、2015年にトップ昇格した翌2016年に鹿島アントラーズに移籍した。そこで高い守備力を持つ大型ボランチとして活躍し、2017年には日本代表デビューも飾った。

 2022年12月にポルトガルのサンタ・クララへ移籍し、今季からベルギーでプレーする三竿は、開幕当初のベンチ外からこれで3試合連続のスタメンを飾っての初ゴール。試合はアンデルレヒトの反撃に遭って1−5の逆転負けとなったが、三竿個人にとっては着実に評価を上げる“豪快ミドル弾”となった。

いま一番読まれている記事を読む