世界でも指折りのハードパンチャーとして知られるデービス。彼の見せた異次元さが話題となった。(C)Getty Images  目にも止まらぬ“高速パンチ”でファンの度肝を抜いた。現地10月25日、…

 

世界でも指折りのハードパンチャーとして知られるデービス。彼の見せた異次元さが話題となった。(C)Getty Images

 

 目にも止まらぬ“高速パンチ”でファンの度肝を抜いた。現地10月25日、世界3階級制覇王者で、現在はライト級を主戦場とするガーボンタ・デービス(米国)が練習風景を自身のSNSで公開。ミット打ちのスピードが話題となっている。

【動画】6秒で36発の驚愕スピード! デービスの異次元練習風景をチェック

 

 文字通りの早業だった。大柄なトレーナーとのミット打ちを行ったデービスは、左右交互にパンチを連打。時折、繰り出される相手のフックを的確に屈んでよけながら猛烈なラッシュを打ち込んでいく。6秒間で繰り出したパンチは何と36発。1秒間で約6発を放つ驚愕の身体能力を見せつけた。

 プロキャリアにおけるKO率93.1%を誇る。そのポテンシャルを見せつけたデービス。彼の披露した驚愕のスピードには、各国のメディアも反応。英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』が「早送り再生しているのか?とあ然としてしまうほどの速度だった」とレポートすれば、インドのスポーツメディア『Inside Sport』も「本物かどうかの確信が持てないほどのスピードだ。デービスは異常だ」と舌を巻いた。

 また、投稿を確認したファンはSNS上で「リアルなはずがない」「おかしい」「デービスは格が違う」「平然と対応しているトレーナーもお見事」「最強だろ」と投稿。一連のコメントをふまえ、英ボクシング専門メディア『Boxing Social』は「この“信じられない”映像を見て、早回ししたと疑問を抱く人も出た」と指摘。そのうえで「彼はマイク・タイソンとフロイド・メイウェザーを融合させた選手だ。この異次元のスピードも可能なはずだ」と断言した。

 以前には「あいつはマジで凄い。全部が巧いんだ。パンチだけじゃなく、フットワークとか距離の取り方も凄いんだ」と井上尚弥(大橋)へのリスペクトを口にしていたデービス。そんな世界屈指の猛者が披露した“超”が付くほど高速のミット打ちに対する反響はしばらく続きそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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