【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ 2-1 ブライトン(日本時間10月21日/エティハド・スタジアム) 【映像】切り返し連続でシティ守備陣を翻弄したシーン  プレミアリーグ9節で三笘薫が、昨シーズンの3冠王者マンチェスター・シティを相…

【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ 2-1 ブライトン(日本時間10月21日/エティハド・スタジアム)

【映像】切り返し連続でシティ守備陣を翻弄したシーン

 プレミアリーグ9節で三笘薫が、昨シーズンの3冠王者マンチェスター・シティを相手に得意のドリブルで存在感を示した。左サイドでフィル・フォーデンとジョン・ストーンズとの1対2の状況となったなかでも、立て続けの切り返しで相手を翻弄。最後のシュートはミートしきれなかったが、決定的なチャンスを作り出した。

 ブライトンが0-1で追いかける展開で迎えた12分、ボランチのカルロス・バレバが左サイドの三笘へと展開。シティは右WGのフォーデンも守備に加わり、CBのストーンズとの2枚で日本代表FWに対応した。

 このダブルチームに対しても三笘は臆せず仕掛ける。細かいタッチで2人の間に入ると、縦から中への方向転換でボックス内へと進入。そこから縦→中→縦と立て続けに3度も切り返して強引にシュートを放った。フィニッシュはGKの正面を突いたが、完全なる個人技で相手ディフェンスを脅かした。

 これにはABEMA視聴者も、「通用してるぞ」、「めっちゃ調子いいやんけ」、「何だ今のヤバすぎ」、「そうそうこれこれ!」「休養明けですこれは」、「やっぱり休んでよかった!」、「なんで進めるんだよあれ」、「三笘っぽかった!」と、圧巻のドリブル技術に感服している様子だった。

 また、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏も、「三笘っぽさが観れて嬉しいです。久しく見てないですからあんなプレー」と興奮気味。実際、代表ウィーク中断前の三笘は、やや疲労の色が濃くらしくないプレーも多かった。

 そして、日本代表の10月シリーズを体調不良で辞退し、コンディション調整に務めた成果は、このシティ戦でしっかり見て取れた。ドリブルで何度も相手を切り裂き、73分には過去に何度か手こずったカイル・ウォーカーを抜き去って実質的なアシストも記録したのだ。改めて過密日程によるコンディション調整の難しさ、そして三笘の能力の高さを感じさせる試合となった。

(ABEMA/プレミアリーグ)