全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は29日、新たにサッカー男子とソフトボール女子、ホッケーが始まり、北海道で…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は29日、新たにサッカー男子とソフトボール女子、ホッケーが始まり、北海道で9競技が行われた。
高知合同チーム1-3神田女学園(東京) 小野真央選手(3年)、貴央選手(2年)
姉の真央選手が振り抜くと、打球はレフトの柵を越えた。「1本くらいは打ってくれると思っていたら本当に出た。スカッとした」。妹の貴央選手は晴れ晴れとした表情を見せた。
小学生の頃から一緒にソフトを続けてきた2人の進路が分かれたのは、高校進学のときだ。真央選手は競技を続けるため、インターハイ常連の高知丸の内高に進学した。
一方、妹の貴央選手は地元の佐川高に進んだが、女子ソフト部はなかった。競技を続けるか悩んでいたが、丸の内は昨秋から部員不足で単独チームが組めなくなった。合同チームの一員として姉とともに練習試合に出場するようになった。
県予選決勝の直前、チーム内ではちまきに寄せ書きをした。妹が投手の姉へ送った言葉は「無理せず頑張れ」。昨冬に右肘を脱臼し、約2か月半マウンドに立てなかった姉を気遣った。
今大会から認められた合同チームは初戦で敗れ、2人で出る最後の舞台となった。姉は妹へエールを送った。「もう次は3年生。チームを引っ張っていってほしい」(鈴木日和)