離脱前は打撃好調だった清宮(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 左腹斜筋損傷で2軍調整中だった日本ハム…

離脱前は打撃好調だった清宮(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
左腹斜筋損傷で2軍調整中だった日本ハム・清宮幸太郎内野手が、13日からのDeNA戦(横浜)で1軍に合流することが決まったという。
試合中のプレーで4月22日に登録抹消となっていた。離脱中のチームでは逆輸入ルーキーの加藤豪将が連続試合安打をマークするなど明るい材料も多かった。現在本塁打リーグトップの万波中正(11本塁打)、野村佑希と「次世代クリーンアップ」が再び揃い踏みとなるチームがどんな爆発力を見せるのか、期待が高まる。
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一方、昇格前には新庄剛志監督はほかの選手も調子がいいことを理由に「入ってくるスペースない」と話したこともあった。実際に定位置の一塁には好調をキープしている加藤豪や、11日の阪神戦(エスコンフィールド)でも今季初のマルチ安打を記録した郡拓也捕手を起用するなど、指揮官もチームの「最適解」を模索している最中。チームきってのロマン砲といえども、結果をアピールしないと定位置は奪えなそうだ。
また清宮においては守備面の不安もある。今季はここまで一塁手として失策「0」とスキのないプレーを見せているが、昨年はボーンヘッドで指揮官から叱責を受けた場面もあった。
チームでは守備中の緩慢プレーで清水優心捕手が二軍に降格となったばかり。緊張感のあるプレーを求める指揮官の前で攻守ともにスキのないプレーを見せられるかが、レギュラー復帰の条件となりそうだ。
プロ6年目の今季は開幕から17試合で主に3番とクリーンアップを務め、1本塁打、9打点、打率・288と存在感を示していた清宮。現在リーグ4位、「戦えるチームになってきた」と評価を上げるチームにおいて再び起爆剤となれるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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