今週末の新馬戦も素質馬が多数スタンバイ。その中でも、11日(日)東京5R(芝1800m)でデビューを迎えるダノンエア…

 今週末の新馬戦も素質馬が多数スタンバイ。その中でも、11日(日)東京5R(芝1800m)でデビューを迎えるダノンエアズロック(牡2、美浦・堀宣行厩舎)に注目したい。

 同馬は父モーリス、母モシーン、母の父Fastnet Rockという血統。半姉に20年の東京新聞杯など重賞3勝を挙げ、19年のヴィクトリアMで2着に入ったプリモシーンがいる。昨年のセレクトセール1歳で4億9500万円(税込)の値が付き、同年の最高額を記録した。

 姉のプリモシーンは3歳時にフェアリーSで重賞初制覇を飾り、桜花賞やNHKマイルCにも出走。父モーリスの現役時代は晩成型だったが、ラーグルフやルークズネスト、シゲルピンクルビーなど、産駒は若いうちから活躍している。まずはデビュー戦を勝利で飾り、来年のクラシックに向けて好スタートを切りたいところだ。