クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(30)に対して、中東のクラブが関心を示しているようだ。…

クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(30)に対して、中東のクラブが関心を示しているようだ。

クリスタル・パレスの下部組織で育ち、2013年夏にはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するも失意を味わったザハ。1年でクリスタル・パレスに復帰すると、以降はチームの崩しのキーマンとして活躍し続け、これまで公式戦通算452試合に出場して89ゴール76アシストを記録している。

今季もプレミアリーグ21試合に出場して6ゴール2アシストの働きを見せるザハだが、クラブとの契約は今夏で満了に。クラブ側が残留を熱望しているのに対して、選手側は態度を保留し続けている。

イギリス『デイリーメール』によると、そんなザハに対してはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドが関心を示しているとのことだ。現在、FWクリスティアーノ・ロナウドの所属するアル・ナスルを抑えてリーグ首位に立つクラブは年俸900万ポンド(約14億6000万円)の巨額オファーを用意しているという。

一方で、何としてもエースを慰留したいクリスタル・パレスも週給20万ポンド(約3200万円)に近い条件を用意。選手側が土壇場で契約延長に応じる希望を持ち続けている模様だ。

ザハに対してはかねてよりミランやトッテナムも関心を示しており、今夏にどのような決断を下すかが注目される。