「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の男女…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の男女の3回戦と準々決勝が6日、東京体育館(東京都渋谷区)で行われた。大阪府代表で優勝候補の女子・金蘭会は3回戦で鹿児島実(鹿児島)を退け、準々決勝も共栄学園(東京)との熱戦を制した。7日の準決勝では誠英(山口)と対戦する。初出場の女子・城南学園は粘りを見せたが3回戦で東九州龍谷(大分)に敗れた。

金蘭会、気迫のプレー

4年ぶりの春高制覇をねらう金蘭会は、3回戦で初出場の鹿児島実に対して優位に試合を進めストレートで下し、続く準々決勝では強豪の共栄学園をフルセットの末に退けた。

3回戦では、初先発したサウスポーの後山七星(ななせ)(2年)のスパイクや大森咲愛(さえ)(1年)の高い位置からのコーナーを突くスパイクなどを決め、鹿児島実を寄せ付けず勝利した。

準々決勝では、第1セット序盤から相手エースの攻撃を止められずに苦しい展開。5連続失点するなど20-25で今大会初めてセットを落とした。後がない第2セットではそれまで攻撃を止められていたエースの上村杏菜(2年)のアタックも決まり始め流れが変わる。好レシーブから西村美波(1年)が気迫のこもった攻撃で20-23から逆転。勢いに乗ると第3セットは25-14で振り切り、試合を押し切った。

城南学園、フルセットの健闘

初出場ながら強豪相手に勝ち進んだ城南学園は伝統校の東九州龍谷に挑み健闘したが、フルセットで惜しくも敗れた。

第1セットは序盤から相手エースのスパイクに翻弄され大きな点差を縮められないまま15-25で失った。

第2セットは土屋美咲(3年)と西碧月(みづき)(2年)の鋭いスパイクや鮫嶋優香(3年)のブロックなど、機動力のある攻守が光る。互いに一歩も譲らない展開が続いたが、34-32で激闘を制した。しかし、第3セットはその勢いを生かせず、相手に連続得点を許し力及ばず、涙をのんだ。