打ちっ放しなどのゴルフ練習場では「これで次のラウンドは大丈夫だ」と思えるぐらい打てたのに、実際にコースに出てみると全然からっきしだった…そんな経験はありませんか?
さまざまな要因が考えられますが、「練習場とコースに出た時のリズムが違う」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
その原因と対策について、当サイトのレッスン監修者でもあるゴルフトレーナー小澤康祐さんにお聞きしました。
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練習場とコースに出た時のリズムが違う
-なぜ、練習場ではいいリズムでできるのに、いざコースに出るとリズムが狂ってしまうのでしょうか?
「原因ははっきりとはしていないですが、おそらく緊張感やアドレナリンの影響などで普段より心拍数が上がってしまい、それにより自分で思っているよりも時間が早く感じてしまい、いつも練習時よりテンポが早くなって打ち急いでしまうということが考えられます。」
「いざコースに出たときになぜ心拍数が上がるかというと、緊張や高揚感によるものがあると考えられます。」
-確かに、特にラウンドの最初の一打目などは緊張した感じでミスショットになってしまうことが多いです…。また、時間が過ぎるのも早い気がします…。
練習場とコースでの状況をなるべく同じにする
-心拍数を上げないようにすればいいのでしょうが、なかなか意識してコントロールできない気がしますが…?
「ラウンドする際に心拍数が上がることを前提に、普段の練習を心拍数を上げて行うというのも一つの手段です。例えば、練習前のウォーミングアップにて少し激しい目の運動を行い心拍数を少し上げて行いというのもアリですね。」
-なるほど!まさに実際のコースに出た時のための練習ということですね!
「そうですね。練習時に心拍数を上げることが難しければ、練習時とラウンド時に同じ曲を聴き続けるというのもいいかもしれません。BPM音楽で機械的に合せてもいいかもしれません。」
BPM音楽(一定のリズムを刻む音楽)
「普段練習場で聞いている音楽をコースで聴いた時、いつもより遅く感じたらそれは自分のテンポが上がってしまっているということです。そうすると、自分テンポを下げることを意識すればリズムが狂ってしまうのを抑えることも可能ですね。」
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
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