12月25日、中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。昨年のホープフルS(GI)で2着となり、今…
12月25日、中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。昨年のホープフルS(GI)で2着となり、今年の神戸新聞杯(GII)で重賞初制覇を果たしたジャスティンパレス(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)がタイトルを狙う。
ジャスティンパレスは父ディープインパクト、母パレスルーマー、母の父Royal Anthem。半兄に2013年のベルモントS(米G1)などを勝利したPalace Maliceや、今年3月の阪神大賞典(GII)で2着のアイアンバローズなどがいる血統。
昨年9月に中京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー勝ち。続く11月の黄菊賞(1勝クラス)も単勝1番人気に応えて連勝した。2戦2勝の戦績を提げて12月のホープフルSに出走。単勝4番人気に支持され、2着に健闘した。
ホープフルS出走後は牡馬クラシック競走に直行し、皐月賞、日本ダービーに出走。続く9月の神戸新聞杯で3馬身半差の圧勝劇を見せた。その後、クラシック最終戦・菊花賞(GI)では8枠17番からのスタートとなったが、馬群後方から末脚を伸ばして3着に好走している。新たにコンビを組むT.マーカンド騎手とともに栄光の舞台でどのようなレースを見せるか、要注目である。