(C)Getty Images 世界を沸かせた大金星に、日本代表OBもご満悦だ。 森保一監督率いるサッカー日本代表は11…

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 世界を沸かせた大金星に、日本代表OBもご満悦だ。

 森保一監督率いるサッカー日本代表は11月23日、カタールワールドカップ(W杯)のグループE初戦でドイツ代表と対戦。前半にPKで1失点したものの、後半に途中出場の堂安律浅野拓磨が得点を挙げ、2-1で逆転勝利を収めた。日本代表がワールドカップで逆転勝利を収めるのは初で、かつW杯優勝経験のあるドイツが相手とあって、世界が衝撃を受けている。

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 この会心の勝利は、元日本代表DFにとっても衝撃だったようだ。2010年の南アフリカW杯に出場した田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルを更新し、「【緊急謝罪】「お詫びいたします!ヘボじゃない!ようやってくれた!」闘莉王がドイツ戦決勝弾のストライカーへのあの発言を全面撤回します」と題した配信で、快勝劇の喜びを語った。

 冒頭で「ヘイ!ヘイ!ヘイ!日本の皆さん、お元気ですか?」と嬉しそうな表情で切り出した闘莉王氏は、続けて神妙な顔で「お詫びいたします」と一言。以前の「浅野ヘボ」発言を撤回するとともに、「ようやってくれた。謝罪します。浅野ヘボじゃなくなりました」と決勝点の浅野を称えた。一方で、前田大然と上田綺世については、「他の二人はまだヘボです」と厳しめだったものの、日本の勝利が心底嬉しかったようで、終始表情は明るかった。

 試合展開については、「予想通りの展開から始まり、正直なところ持ったPKだったけど、それでも我慢してやってくれたのがいい結果につながった。2点目を取られなかったことで後半の逆転につながった」とDF出身らしく守備の我慢強さを評価。とりわけ、「最後まで安定したバックラインを先頭に立って引っ張ってくれたのが(吉田)麻也なのかな。非常にいい戦いをしてくれた」とリーダーシップを発揮した吉田のプレーに賛辞を送った。

 後半から3バックに変更した指揮官の采配についても、「森保監督の腕の見せどころがすごかったと言わざるを得ないです」と称賛する。ただ、「前半から右サイドを攻められていたので、もう少し早めに三笘を入れてもよかったかな。三笘がボールを持つと飛び込めない。だからこそ、スルーパスも出せた。三笘がいるかいないかで日本代表のサッカーは変わる」と交代が遅かったことを反省点の一つに挙げつつ、「修正できるところはまだある。ベスト8に行きたければ、正直なところあの戦いではいけないかもしれない」と反省も促している。

 とはいえ、日本の勝利を「結果がすべて。それがサッカー」と満面の笑顔で喜んだ闘莉王氏。「早く2勝できると最終戦が楽に戦える。この勢いを無駄にしちゃダメです。万が一、コスタリカに引き分けや負けだったらスペインに勝たなければいけなくなる。そうなると凄く難しくなる」とコスタリカ戦を27日に控える日本代表にエールを送りつつ、「日本バンザーイ!浅野選手ナーイス!」と上機嫌で動画を締めた。

 日本代表は、次のコスタリカ戦に勝てばグループステージ突破の可能性がある。最終戦のスペイン戦を楽に戦うためにも、なんとかコスタリカ戦で勝点3がほしいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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