樋口久子 三菱電機レディス第2日 女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス第2日が29日に埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で行われた。首位で出た19歳・川崎春花(村田製作所)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの7…

樋口久子 三菱電機レディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス第2日が29日に埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で行われた。首位で出た19歳・川崎春花(村田製作所)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回って通算6アンダーとし、2位に後退した。首位で通算9アンダーの金田久美子(スタンレー電気)とは3打差だが、前週のNOBUTA GROUPマスターズGCレディースに続くツアー3勝目のチャンス。実現すれば、畑岡奈紗(18歳261日)、宮里藍(19歳1日)に次ぐ史上3番目の年少2週連続優勝となる。

 川崎は苦しみながら、スコアをキープした。フェアウェーを5度外し、5ホールでパーオンできなかった。15番パー3では、ダブルボギーもたたいた。

「自分のゴルフに幻滅しました。 昨日が良かった分、自分に期待していたのもあったし、目標スコアも全然ダメで、バーディーチャンスにも付けられなかったので、そこがスコア伸ばせなかったのもあります。目標スコアは60台で回ることでした」

 自分に厳しい19歳。だが、最終18番パー5でバーディーを奪ったことで、金田の背中は見えてきた。金田自身も「このコースで3打差はあってないようなもの」と警戒しているが、川崎は「自分との闘い」を強調した。

「(2週連続優勝の)意識はあまりないのですが、とにかく目の前の一打に集中して、明日は良いゴルフをできたら良いなと思います。応援は力になりますし、『頑張ろう、期待に応えよう』と思うので、ギャラリーの皆様に最後、良い形で終われる姿を見せたいと思います」

 逆転優勝なら、偉大な先輩たちに次ぐ快挙達成。川崎が自分のため、ギャラリーのために勝負に出る。(THE ANSWER編集部)