トッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスが、マルセイユとの大一番に向けて強い決意を示している。 トッテナムは26日にホ…

トッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスが、マルセイユとの大一番に向けて強い決意を示している。

トッテナムは26日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティングCP戦を1-1のドローで終えた。

先制点を奪われた前半は低調なパフォーマンスに終始したものの、攻守両面でギアを上げた後半は完全にハーフコートゲームを展開し、MFロドリゴ・ベンタンクールのゴールで同点に追いつく。さらに、後半アディショナルタイムにはFWハリー・ケインがゴールネットを揺らしたが、劇的逆転ゴールかに思われたこの場面はVARの介入によって微妙なオフサイド判定で取り消しに。第5節での決勝トーナメント進出を逃した。

この結果、グループ首位をキープしたアントニオ・コンテ率いるチームは、敵地で行われるマルセイユとの最終節で引き分け以上の結果を残すことが決勝トーナメント進出の条件となった。

スポルティング戦の後半に3つのビッグセーブを見せ、勝ち点1奪取に大きな貢献を見せたキャプテンのロリスは、試合後にフランス『レキップ』の取材に応対。母国の名門との一戦が「決勝戦」になると悲壮な決意を示した。

「マルセイユ戦の前に、プレミアリーグでの連敗から立ち直るために、ボーンマスと良い試合をしなければならない」

「でも、そうだね。僕らとしては引き分けで十分で、キックオフ前の時点では少し有利と言えるけど、マルセイユ戦は決勝戦のようなものになるはずさ」

「頭で考えるだけでなく、気持ちや心を込めてプレーしなければならない試合だ。こういった勝負では細部までこだわる必要があり、僕らはピッチの上ですべてを出し切らなければならない」