28日から樋口久子 三菱電機レディス 女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディスが28日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で開幕する。前日の27日は練習ラウンドが行われ、米ツアーを主戦場にしている畑岡奈紗(アビームコンサ…

28日から樋口久子 三菱電機レディス

 女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディスが28日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で開幕する。前日の27日は練習ラウンドが行われ、米ツアーを主戦場にしている畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が会見。約2年ぶりの国内ツアー出場で、有観客大会の出場に限れば約3年ぶりになることから「最初は緊張すると思います」などと話した。

 畑岡の国内ツアー大会出場は、2020年11月のTOTOジャパンクラシック以来。「2年ぶりでうれしいです」と言った。コロナ禍で帰国しても隔離期間などで、出場したくてもできない状況はあった。そして、有観客の大会出場は19年11月のTOTOジャパンクラシック以来となり、畑岡は少々の不安も口にした。

「ファンのみなさんの応援は力になると思います。なかなか、アメリカではあれだけのギャラリーの方が付いてくださることはないので、最初は少し緊張すると思います。それでも、いいプレーを見せられたらと思います」

 畑岡は今大会には高校時代から出場。2015年大会では初日、第2日と首位に立ち、優勝は逃すも7位と健闘した。プロ転向後の17年大会では2位。相性のいい大会、コースに思えるが、本人の見方は違った。

「高校時代はいい意味でピンだけを見て、ゴルフをしていました。あれから7年が経っていますが、グリーンの傾斜があって、より難しさを感じました。でも、ネガティブな方を見ずにやりたいです。経験を生かしたマネジメントやプレーができたらいいと思います」

 今季米ツアーで23試合に出場して1勝するなど、米通算6勝。世界ランクは日本勢トップの10位。まずは、国内ツアー有観客大会の雰囲気を思い出しながら、実力を示していく。(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)