ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は26日、高い操作性と寛容性を両立したiシリーズの最新作「i230 アイアン」を来年1月19日に発売すると発表した。2018年9月に発売した「i210 アイアン」の後継モデルとなる。ピンの「i」シリ…

契約プロの渋野日向子や金谷拓実が使用する新作アイアンが登場

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は26日、高い操作性と寛容性を両立したiシリーズの最新作「i230 アイアン」を来年1月19日に発売すると発表した。2018年9月に発売した「i210 アイアン」の後継モデルとなる。

ピンの「i」シリーズアイアンは、操作性の高さとアマチュアゴルファーでも使いこなせるやさしさが人気のモデル。中でも前作の「i210 アイアン」は契約プロの渋野日向子が使用し、2019年の「AIG全英女子オープン」制覇に貢献したことで話題を集めた。

渋野は今年9月に行われた米国女子ツアー「Danaオープン by マラソン」から新モデルを実戦投入し、「ラフの抜けがすごくいい。前の(i210 アイアン)よりスピンが入って抜けやすいのが良くて、スッと替えられた」と好印象を口にしている。

渋野は約4年ぶりのアイアン変更に踏み切った

目玉となるテクノロジーは、打感と重心にこだわった新構造のヘッド設計。バックフェース全面に衝撃吸収性に優れた素材を搭載することで、インパクト時の衝撃を抑え、ソフトな打感と打球音を生み出すという。フェース後方のキャビティ部分には、前作に引き続き「CTPエラストマー」という軟らかい素材を採用している。

今作では番手毎に衝撃吸収材の位置やサイズを変更し、理想の重心位置を追求。余剰重量をトゥ側のウェイトなどに最適配分することで、高慣性モーメントによる寛容性と低重心設計によるブレないヘッドを実現した。

クラブの表面には、水分を弾く特性を持つ「ハイドロパールクローム仕上げ」を採用。フェース面は、番手毎に溝の数を4~5本増やすことで摩擦力が上がり、スピン性能が向上したという。濡れた芝やラフからでも、ツアーで求められるコントロール性能や安定したショットを発揮できる。

番手は3~9I、PW、UW。標準シャフトはカーボンが2種類、スチールは5種類。1本あたりの税込価格は、「ダイナミックゴールド EX TOUR ISSUE」のみ3万3000円、その他スチールシャフトが3万800円、カーボンシャフトは3万3000円。問い合わせはピンゴルフジャパン(048-437-6501)まで。