イングランドのサッカーリーグにて珍事が発生した。■ポストを切断 衝撃の出来事は、チャンピオンシップ(イングランド2部リ…

 イングランドのサッカーリーグにて珍事が発生した。

■ポストを切断

 衝撃の出来事は、チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)第15節にて組まれていたハル・シティ対バーミンガム・シティの試合前に起こった。現地時間の10月16日午後3時からキックオフ予定だったこのゲームは、開始が20分遅れることになる。

 その原因となったのは“ゴールマウスの大きさ”だ。

 イギリスメディア『スカイ』によると、スタジアムに設置されたゴールが通常よりも2インチ(約5.08cm)大きいことが発覚したという。これを受けて作業員やクラブスタッフが工具を使ってポストを切断し、既定の長さに調整したようだ。またゴールラインテクノロジー「ホークアイ」にも再調整が必要になり、そちらの作業も行われたとのことだ。

 ホームのハル・シティは試合前にSNSを更新。「本日のキックオフが15時20分に延期となりました。試合開始前に、ゴールポストとホークアイの再調整が必要であるとマッチオフィシャルからクラブに連絡がありました」とツイートした。

 ゴールマウスの大きさと「ホークアイ」の再調整が終了してから、無事に試合は開催。トロイ・ディーニーとジュニーニョ・バクーナの得点によりアウェイのバーミンガム・シティが2-0で勝利を収めている。

■ファンからは驚きの声が続出

 聞き慣れない珍事に対してSNSでは驚きの声が続々と挙がった。

「信じられない」
「そんなことあんの!? それいつから大きかったの!?」
「こんなことあるんだ。よく気づいたな」
「その場で切断して調整とか聞いたことないぞ」
「意味が分からんやろw」

 なお、ゴールマウスが大きいことを発見したのは審判だという。この異常事態に誰も気付かなければ、通常では決まらないような得点が生まれていたかもしれない。キックオフが遅れたとはいえ、異変を察知できたのは不幸中の幸いと言えるだろう。

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