日本女子オープンの会場で会見 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンが29日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で開幕する。前日の28日、大会を主催するJGA(日本ゴルフ協会)が、R&A(全英ゴルフ協会)とのゴルフ振興に関…

日本女子オープンの会場で会見

 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンが29日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で開幕する。前日の28日、大会を主催するJGA(日本ゴルフ協会)が、R&A(全英ゴルフ協会)とのゴルフ振興に関する共同発表会を行った。

 JGAゴルフ振興推進本部副本部長の平山伸子氏は「来年6月6日は、ウーマンズ・ゴルフ・デー(WGD)です。日本でも全国規模で開催します」と発表した。WGDは2016年に米国で始まった取り組みで、主に初心者ゴルファーをターゲットに毎年6月の第1火曜日に世界で実施しているが、日本ではJGAが主導することになった。

 JGAは今年4月の定款変更により、競技ゴルファーに加えて、国内ゴルフ人口の99%を占める一般ゴルファーを対象にゴルフの普及・振興を目指すことになった。そして、この日にゴルフ競技規則制定などで最も歴史があり、権威がある機関の R&Aと記者発表するに至った。

 R&Aは、女性のゴルファーを増加、女性の地位向上などを目的とする世界的な「女性のゴルフ憲章」活動にJGAも賛同し、ゴルフ界で働く女性の数を増やし、JGA内でより多くの理事を登用するなどの目標を立てている。

 その他、「ゴルフと健康」に関する広報活動などの事業内容も発表され、R&Aアジア太平洋ディレクターのドミニク・ウォール氏は「R&Aはこれから(10年で)、ゴルフ人口を増やすために300億円(約2億ポンド)の予算を用意しています。健康面に関しても、第一段階としてJGAと組んでいきます」などと話した。(THE ANSWER編集部)