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 現役時代に日本ハムで活躍し、「打てる遊撃手」として鳴らした田中幸雄氏の目に、現在のパ・リーグのショートたちは、どう映っているのか?

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 「現役パ・リーグ最強ショートは誰でしょう?」と直球の質問をぶつけると、開口一番「ナンバーワンは源田ですよね」と名前を挙げたのが西武の源田壮亮だった。曰く「源田は堅実性があり動きが良い。ショートとしてグラブのハンドリングも良く、捕球からの送球も正確で良い」のだという。

 次に田中氏が触れたのは、ソフトバンクの今宮健太。「守備で言うと源田もそうですが、ソフトバンクの今宮も動きが良い。肩の強さで目立ちますね」と源田と並ぶ実力者だと評価した。また、今宮と源田の違いについて「今宮は源田より動きが華麗ですよね。昔で言うと阪神の平野恵一、今で言うと広島の菊池涼介みたいな並外れた反射神経を今宮は持っていますよ」と付け加えた。

 田中氏によると、彼らのような一流の内野手は捕球時の飛び込むタイミングが違うという。具体的には「普通の選手は打球に合わせて飛び込みますが、彼らのような一流の内野手は打球を予測して先に飛び込むことができる」のだそうだ。

 また、この2人に次ぐ存在として、オリックスの紅林弘太郎をピックアップした。「紅林は楽しみです。バッティングも良くて肩も強い。体も大きいので私みたいなタイプですよね。将来リーグのトップになれるくらいのショートになってほしいと期待しています」と将来性を高く評価しているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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野球   2022.08.17 05:30
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