ブリヂストンレディス最終日 国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。5位から出た稲見萌寧(Rakuten)は、1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で通算1…

ブリヂストンレディス最終日

 国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。5位から出た稲見萌寧(Rakuten)は、1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で通算11アンダー。優勝した西郷真央(島津製作所)には2打届かず2位だったが、3週連続トップ3入りで「光が見えた」と目を輝かせた。

 最終18番パー5。稲見はバーディーを奪い、キャディーと喜んだ。

「『成長したね』と言い合っていました(笑)。そのままで終わるか、(単独)2位になるかは違いますから」

「悔しさは?」の問いにも、「それはないです」と即答。16番パー5でイーグルを奪った西郷を称賛した。

「あの状況で、バンカーからイーグルを奪われたらきついですよ~」

 そして、3位、3位、2位と優勝に近づく自身の状況を前向きにとらえた。

「今日は(今季)初めて優勝争いをした感じです。これまでは最終日に頑張って(3位)ですから。でも、積み重ねてきたことが出てきて、光が見えてきた感じです」

 昨年は初戦のダイキンオーキッドから12戦5勝で、今季は12戦を終えて未勝利。だが、昨年までのトレーナーと再契約して以降は、強さを取り戻してきた。

「過去は振り返らないし、毎試合必死です。終わったら次、次という感じです」

 出場権のあった全米女子オープンには出場せず、当面は国内ツアーに専念の意向。渡米する西郷は不在だが、稲見は次戦のリゾートトラストレディス(26~29日、山梨・メイプルポイントGC)で、勝利をつかみにいく。(THE ANSWER編集部)