eスポーツWRCは第5戦ベルギーラウンドが4月1〜4日、イープルラリーのコースで開催され、Sami-Joeが僅差で前戦に続いての連勝を飾った。 2020年のeスポーツWRCチャンピオンであるSami-Joeは、日本のKazunokotaから…
eスポーツWRCは第5戦ベルギーラウンドが4月1〜4日、イープルラリーのコースで開催され、Sami-Joeが僅差で前戦に続いての連勝を飾った。
2020年のeスポーツWRCチャンピオンであるSami-Joeは、日本のKazunokotaから限界ギリギリのプッシュで攻めこまれたが、わずか0.0578秒上まわっての勝利を決めた。このベルギーを制したことで、Sami-Joeは選手権争いでも首位のKazunokotaに1ポイント差まで迫ってきている。
今季、見事な安定感を見せているIzamusingは、3戦連続で3位フィニッシュ。しかし、今回最も大きなサプライズは、IzamusingのRace Clutchのチームメイト、Nexlだった。ディフェンディングチャンピオンのNexlは11番手タイムに留まり、選手権争いでは3番手を死守しながらも、Izamusingが1ポイント差にまで迫ってきている。
Race Clutchの3人目のドライバー、Kriimは、8番手タイムをマークし、チームズ選手権では8ポイントをチームにもたらしたが、Kriimの記録は現在調査中となっており、リザルトに影響が出る可能性もある。もしKriimのポイントが消滅すれば、Race Clutchと2番手で追うeRally Driversとの差は一桁に詰まることになる。
eスポーツWRCはターマックが続き、次戦第6戦クロアチアは4月15〜18日に開催される。