1月28日に73歳を迎えたサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポヴィッチHC(ヘッドコーチ)は、29日(現地時間28日)にホームで行なわれたシカゴ・ブルズ戦で131-122の勝利へと導いた。

 この日はデジャンテ・マレーが29得点9リバウンド12アシスト3スティール、ケルドン・ジョンソンが23得点8リバウンド、ヤコブ・パートルが21得点11リバウンド4アシストをマーク。さらにデリック・ホワイトが14得点9アシスト、ダグ・マクダーモットとロニー・ウォーカー4世、デビン・バッセルがそれぞれ11得点と、計7選手が2ケタ得点。

「このチームにはいいプレーをしてくれる選手たちがたくさんいる。我々にはゴー・トゥ・ガイがいない分、一丸となってプレーしていかなければならない。グループとしてね」。

 試合後にポポヴィッチHCがそう話したように、スパーズはこの日35アシストを記録し、リーグトップの平均27.8アシストを残している。チーム全体でフィールドゴール成功率52.6パーセント(50/95)、3ポイント成功率43.2パーセント(16/37)と高確率にショットを沈め、ターンオーバーを7本に抑えるオフェンスが光った。

 今季戦績を19勝31敗としたスパーズは、ウェスタン・カンファレンス11位。2シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているものの、10位のポートランド・トレイルブレイザーズ(21勝28敗)とは2.5ゲーム差のため、プレーイン・トーナメントへ滑り込む可能性は十分あると言えるだろう。

 そして今季でスパーズの指揮を執って26シーズン目のポポヴィッチHCは、レギュラーシーズン通算で1329勝目に到達。NBAチャンピオン5度、歴代3位の勝利数を誇る名将は、同2位のレニー・ウィルケンズHC(1332勝)まで3勝、同1位のドン・ネルソンHC(1335勝)まで6勝に迫っており、あと7勝でNBA史上最多勝利数記録を塗り替えることとなる。

 レギュラーシーズンは32試合残されており、現在の勝率(38.0パーセント)を単純計算しても12勝となることから、今季中にポポヴィッチHCが偉業を成し遂げる可能性は濃厚と言っていいだろう。