ビーストこと林大地が今季2ゴール目を記録した。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第15節、シント=トロイデンVV…
ビーストこと林大地が今季2ゴール目を記録した。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第15節、シント=トロイデンVV(STVV)対ロイヤル・アントワープが現地時間11月21日に行われた。ホームのSTVVが2−1の勝利を収めた。
■日本人4人がスタメン入り
STVVではシュミット・ダニエル、橋岡大樹、鈴木優磨、林がスタメン入り。原大智は林との交代で途中出場。伊藤達哉はベンチ入りも出番なし。アントワープの三好康児はメンバー外となっている。
■ビーストが吠えた
林はサガン鳥栖時代にそのプレースタイルからビーストと呼ばれ、その愛称が定着した。今回の試合でもビーストのごとく、ゴール直後に吼えた。前半31分、スティーブ・デ・リッダーが右サイドから林へグラウンダーのパスを供給。これを林が右足ダイレクトシュート。うまくコントロールされたシュートは綺麗にゴール左へと吸い込まれた。
右からのグラウンダーのパスを見事ダイレクトで合わせた林のゴール。簡単ではないボールだったが、しっかりと抑えられたコントロールショットは綺麗にゴール左に吸い込まれた。林のテクニック、さらにはゴールへの嗅覚が光ったゴールシーンだった。
現在日本代表では、大迫勇也の後継者がいない状況となっている。決定力不足も不安視される中、林の決定力が上がれば日本代表に呼ばれる可能性は高い。ポストプレーもできる林は、大迫の後継者としてふさわしい存在。早くA代表でも見たい選手だ。
■1点差に詰め寄られるも…
先制したSTVVは続く前半37分、アブバカリ・コイタが追加点を記録。前半はSTVVの2点リードで折り返すが、82分にムブワナ・サマッタのゴールが決まりアントワープが1点差に詰め寄る。それでもSTVVは追加点を許さず、STVVは2−1の勝利を収めた。これでSTVVは2連勝。現在順位は10位となっている。