クリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガル代表がハイプレスからの速攻でゴールを奪った。カタールワールドカップ欧州予選…
クリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガル代表がハイプレスからの速攻でゴールを奪った。カタールワールドカップ欧州予選グループA第10節、ポルトガル代表対セルビア代表が現地時間11月14日に行われた。
■ワールドカップ出場をかけた頂上決戦
ポルトガル、セルビアともに5勝2分の勝ち点17で並び、最終節でワールドカップ出場権を争うことになった。勝てばワールカップ本戦出場、負ければ厳しいプレーオフが待っている。
ポルトガル代表ではC・ロナウドやベルナルド・シウバ、ブルーノ・フェルナンデスやディオゴ・ジョッタ、レナト・サンチェスやジョアン・モウティーニョなどがスタメン入り。対するセルビアではドゥシャン・ヴラホヴィッチやドゥシャン・タディッチ、ネマニャ・グデリやセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチなどがスタメンに名を連ねている。
■ポルトガルがハイプレスから速攻
開始2分、グデリがペナルティアーク手前でボールを持つと、B・シウバがプレスをかける。グデリは倒れるが、笛はならずファールはなし。B・シウバは後ろから走り込んできたサンチェスにボールを渡すと、サンチェスは右足一閃。これがゴールに突き刺さった。
ポルトガルがハイプレスからの速攻であっという間にゴール。B・シウバの守備への意識もさすがだが、サンチェスのフィニッシュも見事。B・シウバがボールを奪うと、サンチェスはすかさずフォローに回る。ボールを受けたサンチェスは右足で見事なシュートを決めて見せた。
■ワールドカップ出場権争いの行方は?
グループ頂上決戦で貴重な先制ゴールを奪ったポルトガルだったが、33分にタディッチのミドルシュートが決まり、セルビアが前半のうちに同点に追いつく。
そのまま前半を折り返すと、しばらくゴールがないまま試合が続く。そして迎えた90分、タディッチの右サイドからのクロスにアレクサンダル・ミトロヴィッチがファーサイドでヘディング。これがゴール左に吸い込まれてセルビアが土壇場で逆転に成功。これで試合は終了し、セルビアが2−1の勝利を収めてワールドカップ出場権を獲得した。一方、ポルトガルはプレーオフに回ることになった。