現役時代に“フェノメノ(怪物)”と称された、史上最も偉大なストライカーの1人である元ブラジル代表FWのロナウド氏。クルゼイロ、PSVを経て、1996年夏に加入したバルセロナの1年目には、当時のサー・ボビー・ロブソン監督が「私の戦術はロナウド」と発言するほどのプレーを見せ、公式戦49試合47ゴール7アシストと圧倒的な数字を叩きだした。

その中でも圧巻だったのが、今から25年前の1996年10月12日に行われたラ・リーガ第7節コンポステラ戦でのゴールだ。

バルセロナの2点リードで迎えた前半36分、センターサークル付近でボールを奪ったロナウドは、相手選手に掴まれながらも、持ち前のパワーとスピードで強引に突破すると、そのままスピードで相手を振り切りボックス内まで侵入。最後は追いかけてきたディフェンス2人を切り返しで抜き去り、シュートを決めた。

このゴールは多くの人の頭に記憶されるとともに、ロナウド氏自身にとっても強く印象に残っているようで、以前のインタビューでは「本当に美しい特別なゴールだった。パワーとテクニックに加え、ものすごいスプリントを見せたプレーだった」と語っている。25年が経った今も多くの海外メディアがこのゴールを取り上げ、ファンからも「ロナウドが一番好き」「超常現象」「史上最高のストライカー」「この頃のスピードは無敵」とその活躍を懐かしむ声が多く集まっている。

その後移籍したインテルで右ヒザ十字じん帯の部分断裂と完全断裂という大ケガを負ったロナウド氏。その後も素晴らしい活躍を見せたが、この頃はまさに“怪物”の異名にふわさしかった。

【動画】怪物の怪物たる所以! ロナウドの60m独走ゴール!