勝敗に関係なく、とにかくプレーで目についた選手をアマチュア野球ウオッチャー・西尾さんが選ぶ、センバツ高校野球「今日のベストナイン」。大会第3日のベストナインを発表します!

投手

三浦銀二(福岡大大濠)3年 175cm/75kg 右投/右打

【今日の成績】9回 被安打9 失点3(自責点2)奪三振6 四死球2

被安打9で3失点という数字よりもはるかに安定感のあるピッチングで完投勝利。
軸足にしっかりとためを作り、下半身主導で楽に腕の振れるフォームで欠点らしい欠点がない。
秋から体重が5kg増えて球威もアップした(この日の最速は146km)。
今大会を代表する投手であることは間違いないだろう。

捕手

古賀悠斗(福岡大大濠)3年 174cm/76kg 右投/右打

【今日の成績】4打席 1打数 0安打 2四球 1犠打

イニング間のセカンド送球では2秒を切るタイムを連発。
少し肘の下がる腕の振りだが肘と手首の使い方が上手く、ボールがシュート回転しない。
投手への返球も素早くテンポ良い。
打つ方ではヒットは出なかったものの2四球、1犠打としっかり繋ぐ役割を果たした。

一塁手

山下航汰(健大高崎)2年 174cm/77kg 右投/左打

【今日の成績】5打席 4打数 2安打 1本塁打 4打点 1四球

1年夏から四番を任せられている左の強打者。
8回にだめ押しのグランドスラムを放ち、初めての甲子園でその長打力を見せた。
一冬超えて下半身が安定し四番にふさわしい力強さが出てきた印象を受ける。
俊足ではないが走塁でプレッシャーをかける意識が徹底されているところも素晴らしい。

二塁手

該当者なし

三塁手

稲本侑星(福岡大大濠)2年 174cm/75kg 右投/左打

【今日の成績】4打席 4打数 2安打 2打点

左の技巧派も全く苦にすることなく左右に打ち分けて2安打。
内からきれいに振り切れるスイングの軌道で、力任せでなく強く打てるところに技術の高さを感じる。
守備と走塁に目立つところがないのは課題だ。

遊撃手

安里樹羅(健大高崎)3年 173cm/70kg 右投/左打

【今日の成績】5打席 5打数 3安打 1打点

きれいに三方向に打ち分けて3安打をマーク。
実にゆったりとしたステップでボールを長く見ることができ、自分のポイントを持っているのが強み。
凡打も崩されたものではなく、一塁までのスピードも光った。
主将の湯浅が故障でセカンドからショートに回っての出場だったが守備も全く危なげなし。
ショートとしても十分に高いレベルの守備力を見せた。

外野手

樺嶋竜太郎(福岡大大濠)2年 180cm/75kg 右投/右打

【今日の成績】4打席 3打数 3安打 2本塁打 3打点 1四球

打順は8番ながらまさかの二打席連続ホームラン。
1本目は変化球を呼び込み、2本目は内角の141kmストレートをとらえたもの。
出会い頭ではなく、しっかりとした形で強く振り切ることができている。
来年以降も楽しみな選手だ。

荒川太一(東海大市原望洋)3年 180cm/78kg 右投/左打

【今日の成績】4打席 4打数 2安打

ストレート、変化球いずれもきっちりとらえて2安打。
右肩開かずに鋭い振り出しでとらえるバッティングは非凡。
タイミングをとる動きを無駄がなく、高い打率を残す打ち方ができている。
9回の守備でレフトフェンスに激突して負傷交代したことがチームにとっても非常に痛かった。

今井佑輔(健大高崎)2年 174cm/68kg 右投/右打

【今日の成績】6打席 6打数 3安打 1打点

秋の公式戦での打率は2割台前半だったが、それを感じさせない活躍。
第四打席のバントヒットでの一塁到達は右打者では驚異的な3.80秒をマークした。
抜群の脚力に加えて腰のすわったスイングで三遊間を痛烈に破るヒットも2本放ち、リードオフマンとしての役割を見事に果たした。

*成績は手元集計です。公式記録ではありません。