チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカク(28)獲得の噂について言及した。 今夏の…

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカク(28)獲得の噂について言及した。

今夏の市場で大物ストライカーの補強を画策しているチェルシー。ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドやバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの獲得に動くも、クラブに断られていた。

そのチェルシーは、次なるターゲットとして過去に在籍経験のあるルカクを選定。かつてはクラブで活躍できなかったものの、世界的なストライカーとして成長を遂げたベルギー代表との再契約を望んでいるようだ。

そのルカクについてトゥヘル監督は、4日に行われたトッテナムとの親善試合後にイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで直接言及することは無かったものの、素晴らしい選手だと称えた。

「私のチームでプレーしていない選手について話すことはない。ロメロ・ルカクは素晴らしい選手だが、彼はインテルの選手であり、敬意を表してこの場で彼について話すことはない」

そして、ルカクがチェルシーへの復帰を希望しているとされていることについて聞かれたトゥヘル監督は、直接的な発言を控えつつクラブの現状について語った。

「みんなができれば(チェルシーに)来たいと思っているよ。残念ながら全員ではないが、多くの選手が来たがっていることは、想像に難くない」

「今のところ、クラブが選手にオファーを出したという話は聞いていない。我々はクラブ側と選手について話し合っており、我々の意見とスカウトの結論でチームを強化するためのターゲットを決めている」

「我々は、才能だけでなく態度についても協議している。なぜなら、我々には強力なチームがあり、その中には良いターゲットや付加価値を与えてチームを向上させると思われる選手もいるからだ」