通算3勝キム・シウ、怒ってパターを叩きつけた瞬間に米注目 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ第2日は9日(日本時間10日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。キム・シウ(韓国)がラウン…

通算3勝キム・シウ、怒ってパターを叩きつけた瞬間に米注目

 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ第2日は9日(日本時間10日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。キム・シウ(韓国)がラウンド中に腹を立ててパターを破壊。米メディアが決定的瞬間の動画付きで報じる中、AP通信は「わざとじゃなかったが、壊れてしまった」と本人の弁解を報じている。

 不満を隠せなかったのか。15番パー5。キムはグリーン横で他の選手のプレーを待っているようだ。すると、パターのグリップを握り、銛で獲物を突き刺すかのように上から地面にズドンと叩きつけた。3打目のアプローチが逆サイドのエッジに転がった直後のシーン。このホールはパーで凌いだが、以降のグリーン上は3ウッドでパッティングをすることになった。

 米スポーツ専門局「CBSスポーツ」の公式ツイッターは、パターを破壊した一部始終の動画を公開。米ファンから「子供たちに悪い例として見せよう」「パターのせいじゃないだろ」などと指摘されていた。AP通信によると、取材に応じたキムは「14、15番辺りは、ただ不満がたまっていたんだ」「わざとじゃなかったが、壊れてしまった」と弁解。フラストレーションがたまっていたことを認めつつ、まさか壊れるとは思っていない“ミス”だったようだ。

 記事によると、いくつかの質問に答えた後に「もうこれ以上は答えたくない。ごめん」と取材を切り上げたという。3ウッドでパットを打つはめになったが、この日は6打差8位から3打差6位に浮上。優勝争いに加わる位置を守っている。(THE ANSWER編集部)