錦織圭、3年ぶりのマイアミOP3回戦進出3月27日、「マイアミ・オープン」(ア…
錦織圭、3年ぶりのマイアミOP3回戦進出
3月27日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATP1000)シングルス2回戦、世界ランキング39位の錦織圭(日清食品)は、同59位のアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を7-6(6)、5-7、6-4で下し、3回戦進出を果たした。
【動画】錦織圭が2時間50分の激闘制す! 2回戦ハイライト
同大会11回目の出場を果たした錦織の初戦の相手は、「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/ATP500)の3回戦でも対戦したベデネ。第1、2セットとも追いかける展開だった錦織だが、ファイナルセットで先にリードを奪い、これを守り切り、2時間50分の試合を制した。
試合後の会見では、「接戦でタフな試合だった」と口にしたが、勝負所のファイナルセットで「サービスゲームを簡単にキープすることができて、プレッシャーかけれた」と要所を締めることができたとコメント。次戦の世界5位、チチパスとの戦いについては、「自信はある。楽しみだし、今の自分の実力を試せる場にもなる」と語った。
以下、会見での錦織の一問一答である。
Q.試合と通して一進一退の攻防だった。勝ち切れた要因は?
「今日はかなり接戦でタフな試合でしたね。久しぶりにここまでどっちが勝ってもおかしくないというか、1セット目も4-5で相手のサーブでしたし、タイブレークでもオンラインで助けられたり際どい試合だった。ファイナルセットはサーブが良くなったおかげで、リターンゲームにも余裕ができて、リターンの場所を変えたり、風上の時にテンポを変えて重い球を打ってみたりというのが徐々に効いてきたのかなと思う。ファイナルは自分の方にチャンスはあったので、リターンゲームも。サービスゲームも簡単にキープすることができて、プレッシャーかかっていたと思いますね。ファイナルは唯一良かったかなと思います」
Q.サーブが良くなったというが、風が強かった思うのだが環境に適応できたのか、それとも技術的な修正があったのでしょうか?
「風は他の大会と比べると強い方。昨日や一昨日もかなり風吹いているので、今週ずっとこんな感じなんだろうなと思います。技術的なところを変えて、そこから入りが良くなったので、サービスゲームが簡単にキープできたりというのが1、2セット目は少なかったのがいろんな面で相手を疲れさせることができなかったのかなと思います」
Q.次はトップ10のチチパスとの試合になりますが、どのような試合をしたいか。また、以前より自信が出てきた状態でしょうか?
「自信はありますね、以前よりは。『強敵が来たな』という感じはありますけど、楽しみなところもありますし、今の自分の実力を試せる場にもなる。いろんな意味で楽しみの方が大きいかなと思います。久しぶりのこういう相手なので自分の実力をしっかり出せればいいなと思います」
Q.ATPカップ以来のトップ10との対戦。この2ヵ月で自信を深めてきた感覚はありますか?
「オーストラリアと比べたら俄然自信はありますね。あの頃は不安もそうだし、2週間隔離もあったのでリズムがだいぶ崩されていましたけど、今は勝ちもいくつかあって自分の懐に自信という面ではあるので、気持ちの面では大丈夫かなと思います」
Q.オンコートインタビューでたこ焼きみたいだったと言っていましたが、暑さや湿気、コートの遅さ、何が一番嫌なのか?
「どっちかというと湿気がきついかなと思います。暑いは暑いんですけど、熱中症で倒れた選手の気持ちがわかるぐらい久しぶりに重いコンディションというか、これでサーフェスが速かったらまだましですけど、遅いのもあり、久しぶりに…でも夏じゃないもんなぁ。夏に試合をしているUSオープンだったりあの感じがする。オーストラリアが少し涼しかったのでここまで感じなかった。久しぶりにタフなコンディションの中でやっているなという感じはしました」
Q.ブラデントン(錦織の練習拠点)と違いますか?
「ちょっと違いますね。少し涼しいというか寒いぐらいの感じだったのでちょっとびっくりはしてます。湿気がちょっと強いのかな」
Q.今回のマイアミ・オープンで望月慎太郎選手が予選から上がって、マスターズ1000の本戦に入りました。錦織選手はいつも日本男子の若手が上がってきてほしいと言っているが、今回望月選手が大舞台に立ったことについてどのように感じていますか?
「よく上がったなと思いますよ。予選は見れなくてどういう試合だったのかわからないですけど、本戦で彼にとって初めてのこういう大会だろうし、トップの選手とやるのは。100位前後の選手とやるのはあんまりない機会だろうし、このマスターズという大舞台でしっかり戦えていたのは、えらいなと思いますね。1回戦ちょっと見ましたけど、だいぶ戦えているなと思いました。まだまだ足りないところはたくさんあるし、力の問題だったり、筋力の問題とかパワー負けするようなところもまだあるかなと思いましたけど、コキナキスもタフな相手なので、負けたと言えどいい試合をしていたなと思います。他のスペインの若い17歳(カルロス・アルカラス/世界132位)とかは、体ができてしまっているので、ちょっとずるいなと思いますけど。フィリックス(オジェ・アリアシム)の若いときみたいな17歳であれは反則というぐらい、レベルは高いなと思いました。スペインの彼に関しては」
Q.望月選手への今後の期待というのは?
「意外と良かったのでびっくりはしてます。もうちょっと時間はかかるかなと思いましたけど、こういう選手と戦うのは。さっき言いましたけど、体がそんなに大きいわけではないし、パワーで押せる感じのプレーではない。でかくて若い選手に比べたら筋力がしっかりできているヨーロッパの選手に比べたら、体の面で時間はかかると思いますけど、頭のいいプレーとかちょっと人と違うテンポでプレーができたりするので、ちょっと読めないですね。どうなるのかは。意外と(早く)来たりするだろうし、もしかしたら時間がかかるかもしれないし」