全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝

 テニスの全豪オープン・女子シングルスで大坂なおみ(日清食品)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。最新の世界ランクで2位となった23歳には多数の海外メディアから称賛が寄せられていたが、米スポーツ専門局「ESPN」も「オオサカの時代が本格的に到来」「スポーツ界の新しい顔になったが、気にしている様子はない」などと言及している。

 20日の決勝ではジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0で下した大坂。4回戦ではガルビネ・ムグルサ(スペイン)にマッチポイントを2度握られながらも逆転勝利したが、他の試合では1セットも落とさない盤石の強さを見せた。

 米最大のスポーツチャンネル「ESPN」は「ナオミ・オオサカの支配、ノバク・ジョコビッチの栄冠など全豪オープンの振り返り」との見出しで今大会に注目。「多くのパンデミック規定を乗り越え、2021年の全豪オープンを開催するには大きな努力が必要とされた。しかし質の高い試合が行われ、オオサカとジョコビッチというインクレディブルな2人の覇者が生まれた」と記載している。

 大坂については「ナオミ・オオサカの時代が本格的に到来」とサブタイトルで言及。「23歳はまたしても支配的なパフォーマンスを見せつけた。現在の彼女の女子テニス界の地位に疑いを持つことはできない」と世界トップクラスの実力を認めている。

 記事では準決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)にストレート勝ちしたことについて「今回の彼女のメルボルンの戦いの中で最も注目を集めた」としながらも「もしかすると2度のグランドスラム覇者、ムグルサとの4回戦の試合が最も印象的だったかもしれない」と、フルセットにもつれ込んだ元世界ランク1位同士の熱戦に着目していた。

 3回戦のオンス・ジャブール(チュニジア)との試合ではコート上に現れた蝶を“救出”し、お茶目で謙虚な様子をインタビューで見せていた大坂。同メディアは「今回の勝利で、コートの内外で彼女はスポーツ界の新しい顔になった。しかし、彼女がそれを気にしている様子はない」と言及している。

 続けて、大坂が語った「正直なところ、そのことについては気にしないようにしているの。私自身のことに集中して、私ができることをする。そうやって自分にプレッシャーをかけないようにしているの」というコメントも紹介。スターになってもおごらない、変わらない振る舞いに注目していた。(THE ANSWER編集部)