フィリップ・ラームは、サッカー選手が現役中に同性愛をカミングアウトすることは有益ではないと考えている。2017年に現役を引退した元バイエルン・ミュンヘンのサイドバックは、プロサッカー界やその環境では、まだ同性愛が受け入れられていないと、彼の著書『The Game:The World of Football』の中で語っている。発売に先駆けて『Bild』がプレビューを掲載している。
ゲイ告白の審判に殺しの脅迫
ラームは、サッカー選手が同性愛を公表する前に、親しい友人に相談することを推奨しているが、他の選手とこの話題について話し合うことは避けた方が良いとアドバイスしている。理由は、「サッカー界でも社会一般でも受け入れられていない」からだという。
そして、その選手が一歩を踏み出すにはあらゆる面で成熟していなくてはならないと、このように記している。
「同性愛者はすべての相手や出場する試合で、同じような声援を期待することはできないだろう。相手チームからの攻撃の対象にされる可能性もある。精神的にもタフでなくてはならない」
ドイツ代表でラームのチームメイトだったトーマス・ヒッツルスペルガーは、引退後の2014年に性的指向を公表した。「現役サッカー選手としてのキャリアが終わった後に、あえて一歩を踏み出し、同性愛を公にしたのは賢明だと思う」とラームは意見している。