◆先週の血統ピックアップ・2/13 クイーンC(GIII・東京・芝1600m) 好位を追走したアカイトリノムスメが残…
◆先週の血統ピックアップ
・2/13 クイーンC(GIII・東京・芝1600m)
好位を追走したアカイトリノムスメが残り200mで先頭に立ち、外から差を詰めたアールドヴィーヴルをクビ差抑えました。全兄モクレレ、ジナンボー、ラインベックはいずれも3勝以上を挙げ、後二者は重賞で上位争いをしていますが、重賞制覇は妹が先でした。
父ディープインパクト、母アパパネは牡牝それぞれの三冠を制覇した名馬。世界的に見ても三冠馬同士の配合例は少なく、それが重賞を勝つとなるときわめて稀です。もしかしたら初めてかもしれません。
アメリカでセクレタリアト(米三冠馬)とクリスエヴァート(NY牝馬三冠馬)の交配によって誕生したシックスクラウンズという牝馬が、レディースH(米GI)で3着となったことがあります。ちなみにシックスクラウンズは、繁殖牝馬として米GIを8勝した名馬チーフズクラウンを産みました。本邦輸入種牡馬エルハーブやチーフベアハートの父です。
アカイトリノムスメはソダシへの挑戦権を得たわけですが、一戦ごとに成長しており、血統的なポテンシャルも高いので、クラシック制覇が成るかどうか2ヵ月後が楽しみです。
◆今週の血統注目馬は?
・2/20 ダイヤモンドS(GIII・東京・芝3400m)
わが国の平地競走のなかではステイヤーズSに次いで距離が長いレースです。特殊な条件だけに血統的な偏りが見られ、過去10年間にハーツクライ産駒が4勝、2着2回、3着1回という成績を残しています。勝率28.6%、連対率42.9%、複勝率50.0%という数字は圧倒的です。
今回、タイセイトレイルとポンデザールの2頭が登録しています。前者は昨年の5着馬で、後者は前走のステイヤーズSで3着。どちらも脈があります。
(文=栗山求)