サッカーのポルトガル1部ポルティモネンセとの契約が解消され、現在無所属の本田圭佑が16日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組「『NowVoice』」に出演した。ノルディックスキージャンプの“レジェンド”葛西紀明と対談し、お…

サッカーのポルトガル1部ポルティモネンセとの契約が解消され、現在無所属の本田圭佑が16日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組「『NowVoice』」に出演した。ノルディックスキージャンプの“レジェンド”葛西紀明と対談し、お互いの未来について語り合った。

葛西は1992年アルベールビルオリンピックに19歳で出場して以来、史上最多となる8大会の冬季五輪に出場している。2022年北京五輪について、本田が「来年も目指されているんですよね」と尋ねると、葛西は「そのつもりなんですけど、ここ1、2年調子を崩してしまって不安な面もある。ジャンプは何が起きるか分からなくて、いきなりガンと調子が上がることもある」と9大会連続出場に向けて望みを捨てずに練習を積んでいることを明かした。

現在48歳の葛西は、キャリア30年以上にもなる。本田が「還暦まで現役やられますよね」と話を振ると、「次の次、僕が58歳の時のオリンピックを札幌が誘致している。そんなの来たら地元ですよ。58までやったら還暦までやりたくなっちゃいますよね。“還暦ジャンパー葛西紀明”と呼ばれたい」とまだまだ現役を続ける意思を見せた。

本田は葛西の五輪8回出場の経歴に触れ、「サッカー史上でワールドカップに8回出た人っていないんですよ。だから僕からしたら8回という数字がマンガの世界で、現実じゃない」と改めて“レジェンド”の偉大さを実感。逆に葛西が「本田さんも今年(のワールドカップ)目指してください」と言うと、本田は「僕はこんな年齢なのに葛西さんより出れる可能性が低い状況。でもやれるだけはやろうと、後悔だけはしないようにやろうと意思は決めて練習しています」と決意を語った。

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